秋景色を「延長」、落ち葉の清掃を遅らせる

CRI online    2020年11月5日(木) 13時10分

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以前は清潔さを保つため、道に落ち葉があるとすぐに清掃されるのが常識でした。しかし、このような考えは変わってきています。

以前は清潔さを保つため、道に落ち葉があるとすぐに清掃されるのが常識でした。しかし、このような考えは変わってきています。近年は、市民に秋景色をより長く楽しんでもらうと、各地で落ち葉の清掃を遅い時期に行う措置が取られています。

毎年11月中旬から、上海では落ち葉を放置する方法を採用します。これについて市民は、「落ち葉があると良い雰囲気になる。特に冬の上海は寒くて湿気が多いため、落ち葉に飾られた秋景色を鑑賞すると、暖かさを感じられる」と話しました。

東北部に位置する黒竜江省ハルビン市では、現地の園林部門が特色ある公園32カ所を選出し、特定の区域にある落ち葉の清掃実施を11月まで延期しました。

これについて専門家は、「都市管理理念の転換と進歩ではあるが、火災予防の面で注意点が多くある。また、落ち葉が積み重なることで来年の草花の発芽を抑制する可能性もある。各地はそれぞれの地理、気候によって地域、期間を分けて清掃する必要がある」と説明しました。(提供/CRI

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