人民網日本語版 2020年11月8日(日) 22時30分
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アルツハイマー病を患った祖父の妹が、家族のことを忘れてしまわないようにサポートしようと、浙江省杭州市の陸原君は、「神器」を発明。そしてそのデバイスに「忘れな草」という心温まる名前を付けた。
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アルツハイマー病を患った祖父の妹が、家族のことを忘れてしまわないようにサポートしようと、浙江省杭州市の陸原(ルー・ユエン)君(15)は、「神器」を発明。そしてそのデバイスに「忘れな草」という心温まる名前を付けた。中央テレビニュースが伝えた。
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中学2年生の陸君は、小学4年生からプログラミングを習い始め、「スマートポスト」や「スマートごみ箱」、さらには、「部屋を見に来るお父さんアラート」などを発明してきた。
陸君の祖父の妹は76歳。目と鼻の先に住んでおり、両家はずっと仲良くしてきた。5~6年前、祖父の妹が初期のアルツハイマー病と診断された時から、陸君はずっとその病状を心配してきた。
今年の夏休み、陸君はプログラミングの知識を活用して、祖父の妹が家族を見て誰かが分かるようサポートできるデバイスを発明することを思いついた。
そして、1カ月以上かけて、構想を練り、設計、改良を行い、スマートネックレス「忘れな草」を発明した。このデバイスには、人の顔画像を収集するカメラが搭載されており、顔認証システムを通して目の前にいる人が誰かを教えてくれる。
その他、紫外線の強さで、室内にいるのか、室外にいるのかを判断し、外にいる時間が20分を過ぎると、家に帰るよう促し、家の住所も音声で教えてくれる。
この発明に、ネットユーザーは感動を覚え、「心優しい男の子が作った心優しい発明」、「涙が出た。私もおばあちゃんのためになにか作ってあげることができたら、どんなによかったか」といったコメントを寄せている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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