汚水で汚れた大黄河を救え!投資額750億円の大型プロジェクトが始動―甘粛省

Record China    2007年6月3日(日) 9時52分

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2007年6月2日、甘粛省環境保護局は2010年までに49.7億元(約750億円)を投資して、黄河の甘粛省区間の汚染対策を行うと発表した。写真は汚水のため赤く染まった黄河。

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2007年6月2日、甘粛省環境保護局は2010年までに49.7億元(約750億円)を投資して、黄河の甘粛省区間の汚染対策を行うと発表した。

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黄河の甘粛省区間は913km。4つの市・州を経過するが、途中で蘭州市・白銀市という重工業の中心地を通過する。2006年の統計では蘭州市の排水だけでも1.6億トン以上となる。うち工業用排水は4255万トンと排水の40%を占めている。白銀市の工業用排水も2000万トンを超えると言われており、この2つの市による汚染被害は深刻だ。***

今回発表された汚染対策では、工業排水の処理施設・生活排水処理場の建設・環境基準監視施設の建設が柱となり、合計199もの実行項目が予定されている。甘粛省環境保護局・王新中(ワン・シンジョン)副局長は、今回の大型プロジェクトにより2010年には水質の環境基準達成を目指すと言明した。(翻訳・編集/KT)

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