Record China 2020年11月9日(月) 22時20分
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9日、韓国・毎日経済は「文在寅大統領がジョー・バイデン次期米大統領に『共に行こう』と手を差し伸べたが、国民は南北関係が大きく変わらないと予想している」と伝えた。資料写真。
2020年11月9日、韓国・毎日経済は「文在寅(ムン・ジェイン)大統領がジョー・バイデン次期米大統領に『共に行こう』と手を差し伸べたが、国民は南北関係が大きく変わらないと予想している」と伝えた。
記事によると、韓国の世論調査機関リアルメーターが6日に全国の満18歳以上の男女500人を対象に「バイデン時代の南北関係の見通し」について調査した結果、回答者の48.8%が「特に変わらない」と予想した。また、「悪くなる」との回答は26.5%で、「良くなる」(16.4%)より10.1ポイント上回ったという。
この結果について記事は「トランプ大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長と首脳会談を行い対北外交に積極的だった一方で、オバマ前大統領のときは『戦略的忍耐政策』により南北関係が悪化したことが影響したとみられる」と分析している。バイデン次期大統領はオバマ前大統領と同じ民主党に所属している。
この記事を見た韓国のネットユーザーからも「米国からの圧力により南北関係は急激に悪くなる。バイデン氏はトランプ大統領と違って米国の国益を最優先し、非核化を急ぐはず。文政権が推進する平和プロセスも実現しないだろう」「大きく変わると思う。バイデン氏はトランプ大統領のようなショーはやらない。ただ『勝手にしなさい』と放置するだろう。そして制裁はさらに強化される」など南北関係に悲観的な声が上がっている。
一方で「バイデン氏でもトランプ氏でも関係ない。対北関係の問題は北朝鮮の態度にかかっている」「大統領が誰であれ、米国が韓国のための政策を行うことはない」「そもそも北朝鮮との関係を良くする必要があるのか?それより別の経済大国との仲を深める方が大切だ」などの声も見られた。
文大統領は8日、ツイッターでバイデン氏に対し「私たちの同盟は強力で、米韓連帯は非常に強固なもの。共に切り開く米韓関係の未来・発展に期待している。共に行きましょう!」とのメッセージを送っていた。(翻訳・編集/堂本)
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