ドイツ農業省、天津での新型コロナ感染「独産ポークナックルが原因の可能性低い」―独メディア

Record China    2020年11月11日(水) 20時40分

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ドイツ食料・農業省は9日、中国の天津で新たに確認された新型コロナウイルスの感染例について「ドイツのポークナックルが原因である可能性は低い」とコメントした。資料写真。

独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトの10日付報道によると、中国の天津で先週末、新型コロナウイルスの感染者が新たに確認され、ドイツから輸入された冷凍ポークナックルとの関連が疑われている問題で、ドイツ食料・農業省は9日、「ドイツ産ポークナックルが原因である可能性は低い」とコメントした。

ドイチェ・ヴェレによると、天津で先週末、荷役作業員1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認された。天津の港に運ばれたドイツから輸入された冷凍ポークナックルの包装から新型コロナウイルスの弱陽性反応が出たため関連が疑われている。

ドイツ食料・農業省は、「関連当局が把握している状況によると、新型コロナウイルスで汚染された肉や肉製品の食用または接触による感染例は確認されていない」とした上で、天津で新たに確認された感染例について「ドイツのポークナックルが原因である可能性は低い」とした。また「新型コロナウイルスに対する現在の科学界の理解によると、生きたブタや家禽は新型コロナウイルスに感染することはない。よってこの経路を介して人に感染する可能性は低い」とも述べた。(翻訳・編集/柳川)

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