Record China 2014年3月20日(木) 19時23分
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17日、消息を絶っているマレーシア航空機について「中国の反応が常軌を逸している」との記事を独紙が掲載した。中国では「謀略ではないか」との見方も出ている。資料写真。
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2014年3月19日、環球時報によると、独紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングは17日、消息を絶っているマレーシア航空機について「中国の反応が常軌を逸している」との記事を掲載した。中国版ツイッター・微博では失踪を「謀略ではないか」とする見方が少なからず書き込まれている。
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乗客の3分の2を中国人が占めたマレーシア航空機の失踪は中国人にとってますます得体の知れない出来事に変わりつつある。国際社会に親しみの薄い中国では「一体誰が情報を隠しているのか」と、まるで各国の捜索活動に対して疑惑があるかのような書き込みもあり、中国メディアもマレーシア政府の情報公開を厳しく批判している。
中国では凶悪事件が増加しており、マレーシア航空機事件の前週にも雲南省昆明市のターミナル駅で無差別殺傷事件が起きたばかり。「旅客機はすでにどこかへ着陸し、自爆テロの準備が進行している」との予測まで出ており、中国人の間に不安が募っている。また、マレーシア政府はすでに誘拐の身代金要求を受けているが、情報を公表してないのではないかとの見方も出ている。
謀略説を唱える人は決して多くはないが、強行的な見方は増加の一途をたどっている。事件の背景には先進国による駆け引きがあるのではないかとの見方や、中国の技術力や軍事力を解明するための罠ではないかとする見方も出ている。(翻訳・編集/岡田)
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