Record China 2020年11月14日(土) 22時20分
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台湾メディア・聯合新聞網は13日付の記事で、日本人がモップを使わない理由についてネット上で話題になっていると報じた。
日本と台湾は文化的にも比較的近いと言われるが、それでも台湾人が不思議に思う日本の習慣があるようだ。台湾メディア・聯合新聞網は13日付の記事で、日本人がモップを使わない理由についてネット上で話題になっていると報じた。
記事はまず、日本のドラマなどで専業主婦が雑巾を手にかがんで床掃除をしている様子がよく見られるとする一方、台湾人はモップを使用することが多いと説明。こうした文化的な差異について、台湾の有名ネット掲示板PTTであるユーザーが「日本はアジアの先進国じゃないの?一般家庭はモップも買えないの?」と書き込んだことを紹介した。
この投稿への反響は大きく、「(雑巾がけをしているのは)フローリングでしょ?」「文化が違うからだよ。一休さんがどうやって掃除してるか見たことないの?」「掃除機でいいんじゃない?雑巾っていつの時代だよ」「モップはだめ。掃除機をかけた後に拭き掃除するのがいい」「モップは洗いづらいから実はとても汚い」などのコメントが寄せられたという。
また、多くの人がかがんで雑巾がけをするとよりきれいに掃除できると考えているようで、「雑巾で掃除しないときれいにならない」「実はそうやって雑巾がけした方がきれいになる。自分で試して比べてみるといい」「モップはかければかけるほど(床が)汚れる」「かがんで雑巾がけすると本当にきれいになる。裸足で歩くとごみが落ちているのがよく分かる」などの声も少なくなかったそうだ。
記事は、日本人にとっての掃除は「教育の一環」であると指摘。学校で子どもたちに小さいころから雑巾がけをさせることで「品格や教養を養う」としたほか、家庭で両親の手伝いをすることで「親子感情の増進にもつながっている」とした。また、「雑巾がけは一種の修行でもある」とし、「武道館や修道館では床掃除を通して心身を浄化すると同時に、その場所に対する尊敬と技芸への尊重を表す」などと解説している。(翻訳・編集/北田)
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