2014年3月20日、この1年、海外諸国は続々と申請から発給までの時間短縮、申請料金の引き下げ、マルチビザ発給など、中国人向け査証（ビザ）の発給手続簡略化・要件緩和化政策を押し進めてきた。人民日報（電子版）が伝えた。

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フランスでは短期滞在ビザの発給所要時間が48時間以内となった。イタリアではシェンゲン・ビザ取得歴のある申請者に対し、5日以内にビザを発給する。つまりシェンゲン協定加盟国でビザを取得していれば、イタリアでは簡素化されるということだ。米国ではオンラインビザ申請予約サービスが開始され、オランダでは代理人によるビザ申請が可能になる。英国では有効期間6カ月のマルチビザ申請料金を80ポンド（約1万4000円）に引き下げた。ニュージーランドでは有効期間2年のマルチビザを発給、韓国では中国人向けマルチビザの発給対象範囲を拡大した。

上記の国以外にも、中国とビザ相互免除協定を結んでいるモーリシャス、中国人向けビザが入国時に発給可能なヨルダン、中国とのビザ相互免除協定の締結準備が進んでいるタイなど、中国人の海外旅行がより便利となる環境が着々と整えられている。（提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤）