<マレーシア機不明>機長はハイジャック犯ではない、人命を救おうとした英雄だ―米紙

Record China    2014年3月21日(金) 15時21分

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20日、米紙ワシントン・ポストは、消息不明のマレーシア航空機を操縦していたザハリエ機長はハイジャック犯などではなく、人命を救おうとした英雄だったとの専門家の意見を紹介した。資料写真。

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2014年3月20日、米紙ワシントン・ポストは、消息不明のマレーシア航空機を操縦していたザハリエ機長はハイジャック犯などではなく、人命を救おうとした英雄だったとの専門家の意見を紹介した。

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1980年代に米連邦航空局(FAA)でセキュリティー責任者を務めたビリー・ヴィンセント氏。ハイジャック犯との交渉などの経歴を持つ同氏は英紙デイリー・テレグラフの取材に答え、不明のマレーシア航空機はハイジャックされたのではなく、事故で墜落したとの見方を示した。

同機の通信システムが遮断されたことをハイジャックの証拠とする指摘もあるが、ヴィンセント氏は、運行情報を発信する通信システムACARSは極めて複雑であり、一般のパイロットには破壊は困難だと指摘。飛行機の電子機器や貨物の危険物が発火してシステムが破壊された可能性が高いと指摘した。レーダーによって不明機は一度4万5000フィートまで上昇し、その後2万3000フィートまで急降下したことがわかっているが、火災の煙で計器も見えない状況だったのではと推測した。

ヴィンセント氏は英紙ミラーにもコメントを寄せているが、ここでもハイジャックの可能性は低いと強調。レーダーによって機体が大きく方向転換したことが分かっているが、トラブルを受け緊急着陸するべく最寄りの空港に向けて航路を変えようとした結果だろうと指摘している。(翻訳・編集/KT)

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