訪日中国人が思わず「お持ち帰り」した、日中のサービスの「違い」とは?―中国ネットユーザー

Record China    2014年3月23日(日) 0時29分

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21日、サービス業を営む中国人が、日本を訪れた際に感じた「世界一」ともうたわれる日本のサービスについて、自身の体験を交えてその印象を語っている。資料写真。

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2014年3月21日、サービス業を営む中国人が、日本を訪れた際に感じた「世界一」ともうたわれる日本のサービスについて、自身の体験を交えてその印象を語っている。以下はその概要。

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日本のサービスが世界一だとは以前から聞いていた。そのため、飛行機から降りると、私はすぐにその“違い”を感じたくなった。日本の道路は非常に清潔だった。車も通行人もみんなルールを守っていて、なんと東京というこれほどの大都市で渋滞が発生しなかったのだ。

日本で私が最も印象深かったのはトイレだ。ホテル、高速道路のサービスエリア、デパート、公園などのトイレはどこも秩序があり、人に優しい作りになっていた。ホテルでは、バスルームが比較的狭いので、シャワーを浴びると洗面台の鏡が曇ってしまう。しかし驚くべきことに、ちょうど正面にあたる部分は曇らないようにできていたのだ!このような心配りは、トイレの便座の快適さや、ベビーシートが備え付けてあることなどからも感じられた。

これらのハード面のほかに、サービス意識においてもわれわれは日本人に学ぶ価値がある。ある日のこと、私がレストランのバイキングで食事をしていたとき、一組の若い夫婦が1歳過ぎくらいの子どもを連れて食事に来ていた。父親が料理を選びに席を離れている間、母親はずっと子どもを抱いて待っていた。彼らは店員に何かを頼むことはなかったが、店員はすぐに子ども用の椅子を持ってきて、笑顔で勧めた。

このような状況に応じたサービスができるのは、きっと店員が、彼らが入店したときにすでに何が必要かを理解しており、自発的に問題を解決することができるからだろう。私がもし子どもを連れているときに、このような気遣いと手助けを受ければ、うれしいに違いない。これこそ能動的サービスと受動的サービスが人に与える印象の“違い”というものなのだ。

日本で過ごした時間に私は感動した。きれいな道路や設備は持って帰れないが、日本人のサービスに対する意識と態度、微笑みと真心は、私の心の中にしまって「お持ち帰り」するとしよう。(翻訳・編集/北田

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