「中国は裏切り者、犬の中国を徹底的に叩け」=北朝鮮が士官学校や関連部門に掲示―韓国メディア

Record China    2014年3月26日(水) 1時10分

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24日、韓国・朝鮮日報によると、北朝鮮の軍司令官や幹部を養成する姜健総合軍官学校で、「中国は裏切り者、我々の敵」との標語が掲げられた。写真は北朝鮮・平壌。

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2014年3月24日、韓国・朝鮮日報によると、北朝鮮の軍司令官や幹部を養成する姜健総合軍官学校で、「中国は裏切り者、我々の敵」との標語が掲げられた。

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同標語は、1992年当時に北朝鮮の指導であった金日成(キム・イルソン)が中韓の国交正常化に不満を示し、姜健総合軍官学校の演説時に発した言葉がもととなっている。金日成は、「中国は裏切り者で、我々の敵だ。今後中国と戦争が発生する可能性もある。北の境界線は南の境界線より危険だ」と述べた。標語は同学校の廊下に3年間掲げられたのち、一度外されたが、2009年に金正日(キム・ジョンイル)の指示により再び数カ月間掲げられた。

さらに、2013年に北朝鮮が3回目の核実験を行い、国連の同国への制裁措置に中国が参加したのを受け、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は再び標語を掲げるよう指示。金正恩氏は「北朝鮮の士官は中国に対し正しい認識を持つべきだ」と述べた。

金正恩氏は、国家保衛部や労働党の金日成高級党学校にも同様の標語を掲げるよう指示。北朝鮮情報筋の情報によると、北朝鮮の保衛部では同標語のほか、「犬の中国を徹底的に叩け」と書かれたスローガンもかけられており、北朝鮮指導者らは、「中国を利用してもいいが、信じてはならない」との考え方を持っているという。(翻訳・編集/内山)

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