＜続報＞雲南地震の被災者18万人以上に、負傷者は300人に拡大―雲南省プーアール市

2007年6月4日、雲南省プーアール市寧アールハニ族イ族自治県で起きたマグニチュード(M)6．4の地震の被災状況について、3日午後3時30分現在、負傷者300人以上、被災者18万人以上と発表された。同時刻までに300回以上の余震が発生している。

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プーアール市寧アール地震救済指揮部弁公室によると、当初「死者3人」と発表されたうちの1人は重複していたことが明らかになった。3日午後4時の時点で2人死亡、28人重傷で、そのうち20人が病院で手当を受けている。現在被災した家屋などもあわせて集計中である。***

寧アール県全体で、3万5000戸、18万6000人が被災した。寧アール県にある70カ所の携帯電話基地局や電話線が損傷し、通信にも障害が出ている。被災地には次々と被災者支援の物資が配給され、仮設住宅が設けられている。12万人はすでに仮設住宅で過ごしている。これまでの地震による経済損失は約150億円といわれている。(翻訳/編集・YO)