セルビア大統領「ブリュッセルの意見で中ロのワクチン拒否しない」―中国メディア

Record China    2020年12月7日(月) 12時30分

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セルビアのブチッチ大統領はこのほど、新型コロナウイルスワクチンの選択に関連し、「ブリュッセルの意見で中国やロシアのワクチンを拒否することはしない」と述べた。資料写真。

中国のニュースサイト、観察者網の5日付報道によると、セルビアのブチッチ大統領はこのほど、新型コロナウイルスワクチンの選択に関連し、「ブリュッセル(EU本部があるベルギーの首都)の意見で中国やロシアのワクチンを拒否することはしない」と述べた。

報道によると、ロシアが独自に開発した新型コロナウイルスのワクチン「スプートニクV」のパイロットバッチ(実際の製造方法を十分に反映させて作成した試作ロット)20回分が3日、セルビアに到着した。

ブチッチ氏は、テレビ局セルビア放送(RTS)とのインタビューで、「私たちの仕事は、ワクチンを提供し、正式に登録されるワクチンとして人々が選択できるようにすることだ」とした。

そして、ワクチンの選択に関するブリュッセルからの勧告を考慮していないとした上で、「私はそれに全く興味がない。私はブリュッセルを尊重するが、もっと愛しているのはセルビアという国とセルビアの人々だ。命を救えるなら、私たちはブリュッセルやワシントン、モスクワ、北京からの叱責に耐えることができる。私がブリュッセルの意見でロシアや中国のワクチンを受け入れないと決めた場合、救える可能性があると分かっている人が瀬戸際にある時、私はどうやって眠りにつくことができようか。そんなことは受け入れられない」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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