米スミソニアン国立動物園のパンダの赤ちゃん、「小奇跡」と命名―中国メディア

人民網日本語版    2020年11月24日(火) 21時50分

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米スミソニアン国立動物園は23日、今年8月にパンダの「美香(メイシャン)」が生んだオスの赤ちゃんが、小さな奇跡という意味の「小奇跡(シャオチージー)」と命名されたと発表した。

米スミソニアン国立動物園は23日、今年8月にパンダの「美香(メイシャン)」が生んだオスの赤ちゃんが、小さな奇跡という意味の「小奇跡(シャオチージー)」と命名されたと発表した。新華社が伝えた。

スミソニアン国立動物園の公式サイトによると、5日間で約13万5000人が参加したオンライン投票で、4つの候補から「小奇跡」が選ばれた。

米国中国大使館の崔天凱(ツイ・ティエンカイ)大使は、動画メッセージで、「『小奇跡』の誕生は本当の奇跡。新型コロナウイルス感染が拡大する中、その誕生に全ての人が励みを得た。米国の人々も、中国の国民も『小奇跡』に関心を寄せており、この『小さな大使』の成長が再び、私たちを一つにしてくれた。そして、ハッピーを与えてくれ、再び親睦を深めてくれた」と祝福した。

スミソニアン国立動物園と生物保護研究所の責任者であるスティーブン・モンフォール氏は、「米国と中国は約半世紀にわたりパートナーとしてパンダの保護に取り組み、多くの成果を挙げている。当動物園は、この貴重な動物の保護に参加できることを誇りに感じている」と語った。

8月21日、22歳の「美香」はスミソニアン国立動物園で、「小奇跡」を出産した。「美香」は完全に回復し、「小奇跡」もすくすくと成長して、よちよち歩きの練習を始めているという。

パンダ館を見ると、飼育小屋はとても清潔で、整っており、新鮮なエサが十分に与えられている。飼育員やボランティアは複数のカメラを通してパンダを観察することができる。飼育員はパンダが世話を必要としていることが分かると、迅速に対応している。

「小奇跡」の父親「添添(ティエンティエン)」と「美香」は2000年末に米国に来て、スミソニアン国立動物園で暮らすようになった。2005年から2015年の10年の間に、「美香」は元気な赤ちゃん「泰山(タイシャン)」、「宝宝(バオバオ)」、「貝貝(ベイベイ)」を産んだ。

米首都ワシントンD.C.の北西部に位置するスミソニアン国立動物園は、「米国国立動物園」とも呼ばれ、1972年に初めてパンダがやって来た。新型コロナの影響で、同動物園は現在、一時的に閉鎖されている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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