Record China 2020年11月25日(水) 20時40分
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中国の女優ファン・ビンビンが出演する米スパイ映画「355」が、新型コロナの感染拡大の影響で、公開を1年延期することになった。
中国の女優ファン・ビンビン(范冰冰)が出演する米スパイ映画「355」が、新型コロナの感染拡大の影響で、公開を1年延期することになった。
米ユニバーサル・ピクチャーズの「355」は、「X−MEN:ダーク・フェニックス」のサイモン・キンバーグ監督がメガホンを執る作品。それぞれ異なる機関に所属する女性スパイが、国際的な犯罪を阻止するためチーム「355」として団結し、戦いを繰り広げるスパイ映画。中国からファン・ビンビンが参加し、ジェシカ・チャステイン、ルピタ・ニョンゴ、ペネロペ・クルス、ダイアン・クルーガーと共にスパイ役を演じている。
来年1月15日から全米公開予定だった同作だが、1年延期し、2022年1月に変更されたことが明らかになった。新型コロナ感染が再び拡大傾向にあり、全米はじめ世界各地の映画館の先行きが不透明なことが要因となっている。
18年の巨額脱税疑惑でも知られるファン・ビンビンだが、「355」への出演はこの騒動以前から決まっており、同年5月のカンヌ国際映画祭での製作発表にも出席していた。騒動の勃発後、降板は確実とも報じられていたが、19年6月のクランクイン直前、キンバーグ監督がファン・ビンビンの降板はないことを明らかに。騒動後、半ば封殺状態にあるファン・ビンビンだが、「355」公開をきっかけに完全復帰も予想されていただけに、大きな痛手となっている。(Mathilda)
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