Record China 2020年11月26日(木) 18時20分
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自称「太極拳の達人」の馬保国氏はこのほど、アマチュア格闘家にノックアウトされた今年5月の対戦に改めて言及。「はめられた」と語った。
自称「太極拳の達人」の馬保国(マー・バオグオ)氏はこのほど、アマチュア格闘家にノックアウトされた今年5月の対戦に改めて言及。「はめられた」と語った。中国メディアの頭条新聞が25日付で伝えた。
「渾元形意太極拳の家元」を自称する馬氏は、今年5月に「格闘愛好家」のキックボクサーと対戦。30秒ほどで3度のダウンを喫して敗れた。試合後には、負けた言い訳をとうとうと語る動画が拡散し、ネット上で笑いものになった。
馬氏はこのほど、5月の試合に再び言及した動画で「私は海外での試合が多かったので、国内でも活動しようと思った。その結果、はめられた。だまされたんだ。相手には武徳(武術の徳)というものがなかった」と改めて主張した。
馬氏は、「(試合に負けた後)弟子たちは誰も私から離れていかなかった。彼らは不満そうだったよ。『先生は優しすぎます。どうして手を出さなかったんですか』ってね。街で出会う人みんなが『馬先生、馬先生、こんにちは。一緒に写真を撮ってもらえませんか?』と言ってくるんだ。私をあざ笑う人は一人もいなかった」と語った。
また、「特にレベルの高い人は『馬先生、普段あなたの拳はすごく速いのに、試合の時はどうしてあんなに遅かったんですか?手加減してるのが明らかでしたよ』と言った。相手を武徳がないと批判する人もいたよ」と話した。
さらに、「伝統的なカンフーの中の殺人技は使ってはいけないんだ。例えば、私は試合でオープンフィンガーグローブを付けていたが、パンチを一発放てば彼の鼻は骨折する。技を繰り出せば彼の2つの目は突き落とされる。つかめば彼の動脈は切れる。これらの動作は使うことができないんだ」と主張。「キックボクシングは伝統的なカンフーよりもすごいと言う人がいるが、キックボクシングは天から落っこちてきたのか?カンフーから有効な動きを抜き出してそれだけを練習したものだ」とし、「グローブや防具を付けてやりあうのはエンターテイメントだ。真のカンフーではない」と語った。
5月の試合後、中国のネット上では馬氏の写真や映像がコラージュ素材となり、格好の笑いのネタになっていたが、度重なる言い訳にネットユーザーらは笑いを通り越してあきれた様子。「メンタルが強いな」「詐欺師がまただまそうとしている」「ほらを吹き続けて自分まで信じてしまっているんじゃないか?」「私たちは彼の画像で遊んでいるが、彼はそれを利用して目立とうとしているのかも」「こういう人間は取り上げれば取り上げるほど喜ぶんだ」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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