後を絶たない中国船のサンゴ密漁、日本が取り締まり強化か―香港紙

Record China    2014年3月29日(土) 7時40分

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26日、日本政府は沖縄などでの中国船によるサンゴの密漁の取り締まり強化を進めている。写真は沖縄。

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2014年3月26日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、日本政府は日本の海域での中国船によるサンゴの密漁の取り締まり強化を進めている。沖縄周辺の海域で中国の船舶によるサンゴ密漁が後を絶たないことから、日本政府は中国との漁業協定を改正し、海上保安庁による取り締まりを可能にしようとしている。27日付で環球時報が伝えた。

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日本の外務省関係者が明かしたところによると、中国船は沖縄周辺に位置する日本の排他的経済水域でサンゴを違法に採取しており、沖縄県漁業関係者の漁場や環境に悪影響を与えている。違法に採取されている希少性の高い「宝石サンゴ」は沖縄本島と宮古島の間の海域で水深100メートル余りの場所にしか生息していないが、密漁船は地引き網などで根こそぎ採取していることから、サンゴが絶滅してしまう恐れもあると指摘されている。

本来であれば海上保安庁が日本の国内法に基づいてこうした密漁船を取り締まるところだが、日中両国が1997年に交わした漁業協定では「北緯27度以南」と「東シナ海境界線以北」の海域での中国漁船の操業を認める内容であることが抜け道となっており、日本政府はこれを改め、中国側が受け入れるように働きかける。(翻訳・編集/岡田)

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