人気小説に登場する宮殿「妖魔塔」のモデルとなった古墳から大量の金・銀器が発見―中国

人民網日本語版    2020年12月1日(火) 14時40分

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1982年、青海省海西モンゴル族チベット族自治州で古墓が発見された。その後、考古学者がその付近で、数百基の古墓を発見した。そして古墓群は「熱水墓群」と命名された。

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1982年、青海省海西モンゴル族チベット族自治州で古墓が発見された。その後、考古学者がその付近で、数百基の古墓を発見した。そして古墓群は「熱水墓群」と命名された。そのうち、規模の大きな「血渭一号墓」は、小説「鬼吹灯」に登場する宮殿「妖魔塔」のモデルとなった。中央テレビニュースが伝えた。

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2018年、「血渭一号墓」は盗難に遭い、その後、考古学者らが緊急措置として発掘を始め、これまでの3年間に、緑松石、金箔、金のかんざしなどの大量の貴重な金・銀器を含む各種文化財が1000点以上発掘された。これは被葬者が高貴な身分だったことを示している。

最近、考古学者らは新たに棺床の近くで正方形の印章を発見した。印章からは、ぼんやりとしたラクダのような模様を確認できる。考古学者は「今後さらに調査を進め、それが何かを表すのか突き止めたい」としている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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