Record China 2020年12月1日(火) 14時0分
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中国紙・環球時報は11月30日、中国から日本へ向かう航空便の乗客の半数ほどが防護服を着用しているという日本の報道を伝えた。
環球時報の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントはNHKの報道を引用し、「30日から日本と中国の間でビジネス関係者らの往来が再開した」と説明。成田空港ではこれまでにも日本に入国する多くの中国人乗客が新型コロナウイルスの感染予防のために防護服や雨がっぱを着用しているとし、航空会社の関係者の話として「多い時には(防護服を着た乗客は)半数ほどに上る」と伝えた。
環球時報はまた、NHKの報道番組に出演した感染対策の専門家が「飛行機の中は一般的に常に空気が入れ替わっている状況。防護服を着るのは、個人的には過剰な対策なのかと思う」と語ったことも紹介している。
中国のネットユーザーからは、「ウイルス対策。問題なし」「過剰な方が感染するより良い」「命がかかっているのに過剰も何もない」「対策が“過剰”でないすべての国で感染が広がっているんじゃないか」「他人の対策をあれこれ言う前に自国の感染拡大をどうにかしたらどうか」「これを過剰だと思うから日本は感染をコントロールできていないのでは?」といったコメントが寄せられた。
防護服をめぐっては、東京で行われた体操の国際大会に出場するため11月5日に来日した中国代表チームが着用していたことで話題になった。当時は「第3波」と呼ばれる感染拡大はまだ起きておらず、「大げさではないか」「感染対策にやりすぎはない」など議論の的になった。(翻訳・編集/北田)
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