Record China 2014年3月31日(月) 16時57分
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31日、マレーシア政府が行方不明だったマレーシア航空機は「墜落した」と発表した後、中国人のマレーシア観光熱は火が消えたように冷めつつある。各旅行社ではマレーシア行きツアーのキャンセルが相次いでいる。写真は北京首都国際空港。
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2014年3月31日、マレーシア政府が行方不明だったマレーシア航空機は「墜落した」と発表した後、中国人のマレーシア観光熱は火が消えたように冷めつつある。各旅行社ではマレーシア行きツアーのキャンセルが相次いでいる。一部の旅行社は、今回の特別な事情を考慮して、旅行代金を全額返金している。北京晩報が伝えた。
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▼中国青年旅行社(中青旅)市場部の葛磊(ガー・レイ)総監のコメント
今回の事件によって、マレーシア旅行市場は非常に大きな打撃を受けました。事件発生後、弊社では、マレーシア行きツアーは一本も成立していません。マレーシア航空利用のフリープランに申し込んでいるお客様からは、旅行のキャンセルをお受けしました。たとえマレーシア航空から航空券代の返金がなくても、弊社はお客様からキャンセル料は一切いただかず、旅行代金を全額返金する方針です。マレーシア以外の東南アジア観光ツアーについては、マレーシア航空を利用した場合のお客様の懸念を考慮して、弊社ツアーはマレーシア航空を当面利用しないこととしました。これは、お客様の希望だけではなく、消費者の方の安全重視という観点からの措置です。
中青旅のほかにも、多くの旅行社が、マレーシアツアーの変更・中止に動き出した。捷達旅遊は27日、「マレーシア航空の利用は一旦停止している。マレーシア航空を避けたいというお客様の気持ちを考慮し、もともとマレーシア航空を利用するはずだったツアーも、他の航空会社に変更した」と述べた。衆信旅遊も、マレーシアツアーをキャンセルした顧客に対し、旅行費用を全額返金しているという。某オンライン旅行予約サイトの担当者は、「まだ正式に決まっていないが、お客様からの強い要望が多いため、マレーシアツアーのキャンセルについては、全額返金する方針を固めた」としているた。
マレーシア航空の利用を控える人が増えるなか、一部の旅行会社が取り扱っている同社利用の航空券や個人ツアー商品は、価格が破格の安値になっているにもかかわらず買い手が全くつかない状態になっているという。ミニブログの「友人圏」に、「某旅行社では、マレーシア航空の北京‐モルジブ往復チケットがわずか900元(約1万5000円)で投げ売りされているが、買う人はほぼ皆無」という内容の投稿があった。投稿した業界関係者によると、航空券を予約・購入する人が真っ先に尋ねるのは「航空会社」で、マレーシア航空利用のフリープラン商品はほぼ売れていないという。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)
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