インド海軍司令官「国産空母は3年以内に就役も」、「中国の脅威」にも言及―中国メディア

Record China    2020年12月8日(火) 7時20分

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新浪財経は6日、インドが建造を進めている国産空母「ビクラント」について、「インド海軍東部艦隊司令官が3年以内に就役する可能性を示した」とし、同司令官が「中国の脅威」にも言及したと報じた。資料写真。

中国メディアの新浪財経は6日、インドが建造を進めている国産空母「ビクラント」について、「インド海軍東部艦隊司令官が3年以内に就役する可能性を示した」とし、同司令官が「中国の脅威」にも言及したと報じた。

インド紙ザ・ヒンドゥーの報道として伝えたもので、それによると、インド海軍東部艦隊のアトゥール・クマール・ジェイン司令官は3日、メディア向けの会合で、コーチン造船所で建造中の国産空母ビクラントについて、「2022年から23年にかけて就役する可能性がある」とし、「東部艦隊に拠点を置き、関連プロジェクト下で提案されている原子力潜水艦などの他の装備と共に、インド太平洋地域で手ごわい勢力を形成することになる」と述べた。

また、「(ビクラントの建造後は)シバリク級の多目的フリゲートとカモルタ級の対潜水艦戦用コルベットの建造が続く。5年から10年後には、自主開発能力を備えた支配的な海軍力が可視化されるだろう。それを実現するには、国営企業、海軍、中小零細企業、スタートアップを含むすべてがチームとして協力しなければならない」とした。

さらに、「インド政府が『5兆ドル経済』を達成するためには、海軍力と海上の安全を強化する必要がある」とし、「(インドの)貿易価値の約7割と貿易量の8割は海上経由のものだが、中国や海賊を含む多くの脅威に直面している。海軍の役割は、貿易がいかなる妨害も受けないことを確保することだ。アデン湾などの敏感な地域にある商船に24時間年中無休で安全保障を提供しているが、試練が増大するに伴い、より多くの装備が必要となっている。自立化政策はそれを達成するのに役立つ」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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