Record China 2020年12月8日(火) 9時0分
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北京商報は11月17日付で、中国IT大手の騰訊(テンセント)について、「人工知能(AI)+医薬品の研究開発に進展、抜け毛の病理学的メカニズムを解明」とする記事を掲載した。写真はテンセント本社。
中国紙・北京商報は11月17日付で、中国IT大手の騰訊(テンセント)について、「人工知能(AI)+医薬品の研究開発に進展、抜け毛の病理学的メカニズムを解明」とする記事を掲載した。
記事によると、テンセントは同日、AIによる抜け毛治療の進展につながる新発見を公表した。
テンセントのAI Labと、テンセントの新薬開発AIプラットフォームである雲深智薬(iDrug)による共同研究チームは、AI Labが開発したタンパク質構造の予測精度を向上させるツール「tFold」を使って、抜け毛などの原因の一つとされる2型5-α還元酵素「SRD5A2」の立体構造を初めて解析した。抜け毛と前立腺肥大の治療に使われている「フィナステリド」が効果を発揮するメカニズムを解明するもので、関連疾患の病理学研究や治療薬の改善にもつながるものだという。
研究成果は、国際的な学術誌の「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載された。(翻訳・編集/柳川)
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