日米からの切り離し狙う?=「日本の右傾化と歴史修正主義で中韓関係は緊密に」―中国メディア

Record China    2014年4月2日(水) 8時59分

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1日、国際在線は「中韓友好協力の前途はさらに明るく」と題した記事で「日本が右傾化と歴史修正主義の道をかたくなに歩み続ける限り、中韓関係は緊密さを増し続ける」と、「史上最高」とされる中韓関係を持ち上げた。写真は韓国・仁川国際空港の中国人観光客向け看板。

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2014年4月1日、国際在線は「中韓友好協力の前途はさらに明るく」と題した記事で「日本が右傾化と歴史修正主義の道をかたくなに歩み続ける限り、中韓関係は緊密さを増し続ける」と、「史上最高」とされる中韓関係を持ち上げた。

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オランダで開催された核安全保障サミット期間中、日米韓首脳会談が行われた。日韓の首脳が顔を合わせるのは実に22カ月ぶりとなった。安倍首相は非常に興奮した様子で、お粗末な韓国語で挨拶までしてみせたが、朴大統領からは何の反応もなかった。米国という「親分」のメンツがなければ、決して安倍首相と同じ屋根の下に現れることはなかっただろう。安倍首相による強引な面会の後、朴大統領はドイツを訪問し、そこでも日本による歴史の歪曲を批判した。安倍首相は、朴大統領の「身柄」は得たものの、「心」は得られなかったようだ。

朴大統領の日米韓首脳会談での冷淡な態度は、その前日に行われた習近平(シー・ジンピン)中国国家主席との友好的な態度と鮮明な対比をなしている。朴大統領の就任以来、中韓関係は政府から民間にいたるまで大幅に強化され、「史上最高」とまで言われている。中韓接近の主な理由は「共同での抗日」であり、歴史問題において「反日同盟」を結んでいるとされる。そのこと自体も否定せず、中国での安重根記念館の建設、韓国から中国への義勇軍の遺骨返還といったやりとりの中で、人々は両国の指導者から一般人までもが、共通の歴史的価値観を有し、友好の礎を固めていることを目の当たりにしている。

韓国が米韓同盟を超える関係を中国と樹立することは不可能で、日本とも連絡を保たざるをえないが、日本が右傾化と歴史修正主義の道をかたくなに歩み続ける以上は、中韓関係は緊密さを増し続けることだろう。

国と国との関係において、民間の共通認識は政府間の交流よりもはるかに長く続く。中韓が推進する自由貿易協定が成立すれば、両国の協力関係に新たな市場という動力が加わることになる。歴史的、文化的、経済的な絆を持つことで、中韓は互いに利益をもたらす新たなステージを切り開いていくことだろう。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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