<続報>刺激臭騒ぎの化学工場に操業停止命令、生徒3人は入院―北京市

Record China    2007年6月6日(水) 6時47分

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2007年6月4日、北京市内の化学工場から流出した化学物質の強い刺激臭で、近所にある学校の寮に住む生徒36人が病院に運ばれた事件は、そのうち気を失うなどした特に体調の悪い生徒3名が入院し、様子を見ている。また、その後工場には操業停止命令が下り、当局が原因等の調査にあたっている。

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2007年6月4日午前3時ごろ、北京市内にある化学工場で建築用塗料の原材料を保管する容器が破損し、5kgのエチレンと酢酸プロピレンが流出した。

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工場の周囲には強い刺激臭が広がり、付近の学校宿舎に住む生徒36人が体の不調を訴え、病院で治療を受けた。うち、気を失うなどした特に体調の悪い生徒3名は入院し、様子を見ている。***

近所の住民によると、5年前に工場が建って以来、鼻につく刺激臭がずっと漂っており、のどの痛みや頭痛に悩まされてきたという。2年ほど前からは異臭が悪化し、窓も開けられない状態だったという。

工場には操業停止命令が下り、大興区政府や衛生監督部門などが工場の調査にあたっている。(翻訳・編集/藤野)

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