第1回全国職業技能コンクールが10日、中国南部の広州市で開幕しました。同コンクールは新中国成立以来、初めて開催される最高レベル、最大競技種目数、最大規模、最高技能レベルの総合的な国家級の職業技能コンクールです。

コンクールには製造とエンジニアリング、構造と建築技術、運輸と物流などの分野を含む86種目が設けられています。全国各省、自治区、直轄市から関連業界の代表団36団体、選手2557人と審査員2376人が参加しています。

近年、技術者不足が中国の製造業発展のネックとなっています。自動車技術種目審査長補佐官の王兆海氏は、「全国職業技能コンクールは最高レベルのコンクールだ。最大の役割は若い技術者に自信を与えることにある。このコンクールを通じて最良の技術人材を選出できることを期待している」と述べました。（提供/CRI）