Record China 2014年4月4日(金) 2時31分
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3日、ロチェスター大学は全米大学ランキング32位の名門校だ。このようなトップ校の合格通知書に「合格理由はカップ麺好きであること」と書かれていたことを、読者の皆さんは信じられるだろうか?資料写真。
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2014年4月3日、米ニューヨーク州にあるロチェスター大学は全米大学ランキング32位の名門校だ。統計資料によると、同校は米国科学アカデミー(NAS)会員7人と米国芸術科学アカデミーの会員18人を擁している。また、教員・卒業生のうち、教授8人がノーベル賞を、研究者9人がピューリッツァー賞をそれぞれ受賞している。東南快報が伝えた。
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このようなトップ校の合格通知書に、「合格理由はカップ麺好きであること」と書かれていたことを、読者の皆さんは信じられるだろうか?
この合格通知書を受け取ったのは、中国福建省の福州一中の高校3年生、王(ワン)君。「カップ麺好き」が理由で米名門校に合格したことを聞いた同級生は全員、あっけに取られた。このことを聞いた王君の親友は合格通知書の画像付きで中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に投稿した。
合格通知書の3行目には、「担当の指導教員はあなたが大のカップ麺好きであることを知り、あなたを推薦しました。私を含む委員会のメンバー一同は、あなたが初心を貫徹し、ロチェスター大学の仲間としてさらなる成長を遂げることを確信しています」との内容が英語で記載されていた。
▼アジアのカップ麺を食べ尽くした王君
王君によると、自分が何よりも好きなものはカップ麺で、米国の大学に出願する際、願書の「自分の好きなもの」を記入する欄にそのことを書いた。意外なことに、これが決め手となって王君の合格が決まった。王君は「米国人って本当に面白い!」と感嘆している。
王君は「小さい時、両親が共働きだったため、昼間は家で一人だった。まだご飯を炊けなかったので、便利なカップ麺をしょっちゅう食べていた」と話した。さまざまな種類のカップ麺を食べて大きくなった彼は、大のカップ麺好きになった。
その後、シンガポールに行った時、現地のカップ麺を食べた。そのあまりの美味しさに、「価値観がひっくり返る」くらい驚愕した。その経験を契機として、「カップ麺」熱はますます高じた。日本・韓国をはじめ、アジア各国のカップ麺をことごとく食べ尽くした。
高校卒業後、留学しようと決めた王君は、海外の大学の願書に「自分の好きなもの」を記入する欄があったため、迷わず「カップ麺」と記入した。意外にもそれが担当教員の目を引いたのだった。
教育関係者は、「欧米諸国は個人の趣味をとても重視する。米国の大学の学部受験はかなり難関だ。ユニークな学生は担当教員の目に止まりやすい。とはいえ、学業成績がある程度優れていることが合格の大前提だ」と指摘した。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)
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