韓国スポーツ界でセクハラが横行、女性の地位の低さが根底に―中国メディア

Record China    2014年4月4日(金) 12時57分

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3日、コーチによる女子選手へのセクハラが次々と発覚している韓国だが、女性の地位が日本や中国よりも低いことが事件の根底にあると中国メディアは指摘する。資料写真。

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2014年4月3日、韓国スポーツ界でセクハラ事件が次々と発覚していることについて、中国メディア・網易は「韓国の女性の地位が日本や中国より低いことが事件の根底にある」と指摘した。

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先月下旬、韓国女子カーリング代表のコーチによる選手へのセクハラが、代表4選手の辞表提出で発覚した。続いて、スピードスケート・ショートトラックのクラブチームのコーチが、女子選手の体を触るなどのセクハラを行った疑いで、警察当局の取り調べを受けていることが分かった。

韓国の冬季スポーツ選手は各地方都市の政府チームに所属している。今回コーチによるセクハラ事件が相次いだのは京畿道華城市政府チームだ。華城市は予算不足を理由に成績の悪い選手を次々と解雇しており、その判断を下すコーチの権限は絶大だ。予算不足は華城市だけでなく、他の都市でも同じ状況にあるため、コーチによるセクハラや暴言が韓国のスポーツ界で横行している。

2013年に発表された「世界各国の男女平等指数」によると、韓国は134カ国中108位。日本は101位、中国は69位で、韓国が最も低かった。女性の地位が低い韓国では、セクハラ事件が至る所で発生しているが、被害女性が一般人の場合、メディアは無関心だ。女性の人権や尊厳を守ろうとする基本的精神が社会全体に浸透しなければ、セクハラはなくならない。こうした状況を改めない限り、韓国スポーツ界の発展に大きな悪影響を及ぼすことになるだろう。(翻訳・編集/本郷)

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