中国が強制徴用者名簿を公開、新史料ではなく日本側が戦後に作成した報告書か―中国

Record China    2014年4月6日(日) 12時47分

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5日、中国新聞網は記事「日本による中国人強制徴用労働者リスト3万4282人分を中国が初公開」を掲載した。なお公開された史料は日本語で、日本側が1964年に発表した報告書とみられる。写真は中国人民抗日戦争記念館。

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2014年4月5日、中国新聞網は記事「日本による中国人強制徴用労働者リスト3万4282人分を中国が初公開」を掲載した。

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中国人民抗日戦争記念館は、1943年4月から1945年5月にかけて日本に渡航した中国人強制徴用労働者リスト3万4282人分をウェブで初公開した。このリストは昨年9月18日に発表された史料で、東京華僑総会の陳焜旺(チェン・クンワン)名誉会長が寄贈したもの。日本企業35社124工場の報告書374点、日本外務省の報告書・付属資料32点からなり、強制徴用労働者の名前、契約書、死亡診断書などの内容が含まれている。総数は3万4282人。

なお公開された史料の表紙には「報告書 第4篇(1) 連行された中国人の名簿 1964年6月 中国殉難者名簿共同作成実行委員会」という日本語が書かれており、新たに発掘された史料ではなく日本側がまとめた報告書とみられる。

中国人民抗日戦争記念館の李宗遠(リー・ゾンユエン)副館長によると、昨年9月の発表以来、遺族などから史料に関する問い合わせが殺到したため、リストをウェブサイト上で公開することを決めたという。(翻訳・編集/KT)

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