2014年4月7日、貴州都市報は日本メディアの報道を引用し、日本スポーツ界の女王・浅田真央がもたらす経済効果は、サッカーJリーグの5クラブの年間入場料収入に匹敵すると伝えた。

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3月26日から30日にかけて開催された「世界フィギュアスケート選手権大会2014」で、浅田は見事、優勝に輝いた。

記事によると、大会チケットの単価は最も高い席で2万3000円。日本で人気のプロ野球と比較しても高価だが、即完売の勢いで売れ、男女のショート、フリー、ペアアイスダンス、エキシビジョンを加えた5日間の合計額は10億円に達したという。ファンのお目当てはもちろん浅田だ。

29日夜の女子フリーのテレビ放送は、浅田の得点が発表される瞬間に最高視聴率33．6％を記録した。フジテレビは2005年から、世界フィギュアを独占放送しており、この10年間に支払った放映権料は総額100億円を超えるという。今年の世界フィギュアの放映権料も2億〜2億5000万円とみられる。

今大会の公式スポンサーは14社で、スポンサー料は推定計8〜12億円に上る。

チケット、放映権料、スポンサー料を合わせると、わずか5日間の今大会だけで20〜25億円をたたき出したことになる。これはサッカーJ1クラブの年間入場料収入に匹敵する額だ。

関係者は「この数字を見ただけでも、スケート連盟関係者がなぜ浅田に対し、現役続行するよう説得に努めているのかがよく分かる」と話している。（翻訳・編集/NY）