Record China 2020年12月21日(月) 17時20分
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20日、中国メディアの頭条新聞によると、河南省で5日間で100頭近い犬を毒殺して盗み、食肉として売る事件が発生した。
2020年12月20日、中国メディアの頭条新聞によると、河南省で5日間で100頭近い犬を毒殺して盗み、食肉として売る事件が発生した。
記事によると、同省開封市杞県で先日、警察官がある自動車の検問を実施したところ、運転手が車を捨てて逃走した。自動車はナンバープレートが偽装されており、車内には小型のボウガンと毒針が放置してあったほか、車内から20頭近い犬の死体が見つかった。
その後、警察官が正しいナンバープレートから自動車の持ち主2人を割り出して呼び出し、話を聞くと「犬は他人から買い取ったものだ」と説明した。しかし、その後、証拠を見せられると「盗んだものだ」と自供したという。
男らは、犬にボウガンで毒針を刺して絶命させる、あるいは毒入りの餌でおびき寄せて毒殺したのちに連れ去るという手口で犯行に及んでいた。また、死んだ犬を食用肉として別の人物に売りさばいていたことも発覚。先月28日から5日間で100頭近い犬を殺害し、盗んでいたという。
警察官は窃盗と有毒有害食品販売の罪で捜査を進めており、特に後者について毒死した犬を加工した食品が市場に出回らないうちにすべて回収する作業を急いでいる。
この件について、中国のネットユーザーからは「腹立たしすぎて血圧が上がってしまった」「小動物保護法を制定せよ」「こういう犯罪をする人の心にはとても大きな問題があると思う」「必ず厳罰に処してほしい」など、強い憤りを示す声が上がった。
また、「犬を毒殺してさらに加工肉として売るとは……犯人を八つ裂きにしてほしい」「強い毒で殺された犬の肉を食べたらどうなるかとか、考えないのか」「犬そして人間を守るためにも、こういった人間を取り締まらなければならない」「犬肉の食用を禁止せよ」といった声も寄せられている。(翻訳・編集/川尻)
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