2014年4月9日、上海市内にジャッキー・チェンの記念館「成龍電影芸術館」がオープン。世界50カ国・地域からやって来たファンが、初めての入館者となった。網易が伝えた。

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ジャッキーの記念館「成龍電影芸術館」が上海市普陀区に登場。もともとあった古い工場の建物を利用し、約3年間かけて修復工事が行われたもの。建設費は4000万元（約6億6000万円）が投じられ、メーンとなるのは「芸術館」など3つの建物。内部にはジャッキーの映画資料をはじめ、写真や小道具、衣装などが所狭しと展示されている。

9日の開幕セレモニーには、ジャッキーおよび世界50カ国・地域からやって来た約1000人のファンが出席。今月7日に還暦を迎え、現在は連続5日間にわたるお祝い期間の真っ最中。約1000人のファンはジャッキーの公式サイトが募集したもので、数万人の応募者の中から抽選で選ばれた。中国滞在中は、ジャッキーが滞在費用を全額負担するという太っ腹なプロジェクトだ。

ジャッキーによると、中には顔見知りのファンの姿も。ファンも結婚して子供を持ち、さらに孫までいることを耳にした時は、50年間に及ぶ自分の芸能生活を思い、支えてくれたファンへの感謝で、「胸がいっぱいになった」という。また、「5年後、10年後にも、再びファンを招待してこういうイベントができたら」と希望を語っていた。

2012年の映画「ライジング・ドラゴン」を最後に、命懸けのアクションからの卒業を発表している。ジャッキーによると、2年後に「ライジング・ドラゴン」の続編を制作予定。ジャッキー主演のアクション映画としては「これが最後になるかもしれない」と話している。（翻訳・編集/Mathilda）