人民網日本語版 2020年12月27日(日) 15時40分
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中国ではこのところ、複数の地域で新型コロナウイルス感染が散発している。
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中国ではこのところ、複数の地域で新型コロナウイルス感染が散発している。23日、遼寧省瀋陽市では、韓国から帰国し14日間の隔離が終わった女性が発熱し、PCR検査で「陽性」が判明した。24日、中国全土の新規国内症例は6人で、いずれも大連で確認された。同日、北京でも新規無症状感染者2人が確認されたほか、浙江省麗水市で輸入症例の「再陽性」が確認された。中央テレビニュースが伝えた。
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■中国で新型コロナ感染が散発している事態をどう見るべきか?
中国疾病予防管理センター疫学首席専門家の呉尊友(ウー・ズンヨウ)氏は、▽冬に入り、欧州や米国、アジアなどで再び感染者が激増しており、世界で感染が急速に拡大しているのを背景に、中国で感染が散発するのは正常な現象▽中国が講じている感染防止対策は、特にモニタリングシステムが功を奏しており、散発する感染をすぐに発見できている▽こうした情報はまた、常態化している感染防止の各種対策を堅持しなければならないという警鐘にもなっているとの見方を示す。現在、世界の情勢は非常に悪化しており、中国も警戒すべき情勢となっている。
■隔離期間を「14+7」に
呉氏は、「新型コロナウイルスの潜伏期間が14日を超えるケースも見られるものの、比較的少ない。対策の面では、それを踏まえて14日間の指定施設での隔離の後、7日間自宅隔離して経過を観察するよう求めるなどの調整を行っている。そうすることで、潜伏期間が14日間を超えても、その後の自宅観察期間中にすぐに感染を発見し、対応できる」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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