韓国サッカー選手の性別疑惑に終止符、代表復帰の可能性=サッカー連盟「中国の圧力には屈しない」―韓国紙

Record China    2014年4月10日(木) 13時20分

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9日、韓国人権委員会は女子サッカーのパク・ウンソン選手に性別検査を要求している他チームの監督や女子サッカー連盟関係者に対し、セクハラに相当するとして警告処分を下した。写真はパク選手。

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2014年4月9日、韓国紙・東亜日報によると、韓国で女子サッカーのパク・ウンソン(朴恩善)選手に対し、他チームの監督や一部のサッカー連盟関係者が性別検査を求めていることについて、韓国国家人権委員会はこのほど、この行為が人権侵害に相当すると判断。関係者に警告処分を下したことで、パク選手の性別疑惑騒動に事実上の終止符が打たれることになった。中国メディア・騰訊体育が伝えた。

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女性実業団チーム・ソウル市庁に所属するパク・ウンソン選手。昨年10月、パク選手が所属するソウル市庁以外の実業団6チームの監督が、同選手の性別疑惑に関する文書を女子サッカー連盟に提出した。

韓国国家人権委員会は17ページにおよぶパク・ウンソン選手に関する最終決定書を公表。性別検査を求めた6チームの監督に対し、他人への身体攻撃をただちに停止し、相応の人権教育を受けるよう命令。同じくパク選手の性別疑惑を訴えた韓国サッカー連盟会長を含む4人の連盟関係者を警告処分とした。

2010年に行われた女子アジア・カップ前に、中国代表の監督が「パク・ウンソンが大会に出場するなら、アジアサッカー連盟(AFC)に正式に性別検査を要求する」と主張し、パク選手が同大会の最終メンバーから外れた経緯がある。今回の決定を受け、韓国サッカー連盟の関係者はパク選手が韓国代表メンバーに復帰する可能性が高いことを示唆。「もう中国の顔色をうかがうことはない」と話し、今後中国側の圧力に屈しないことを明らかにした。(翻訳・編集/本郷)

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