2014年4月10日、中国紙・参考消息（電子版）によると、環太平洋経済連携協定（TPP）について、中国の王受文（ワン・ショウウェン）商務相助手は9日「加入に興味がある」と語った。米国は歓迎の意を示した。

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王氏は中国海南省で開催中の「ボアオ・アジアフォーラム」に参加し、「2国間であれ多国間であれ自由貿易協定は重要であり、それぞれに特色がある」と指摘。「世界貿易機関（WTO）に打撃を与えるのではなく、むしろ環境保護、貧困対策など世界の社会福祉に貢献する」と述べた。

さらに、王氏は「中国は世界的な貿易推進、経済拡大、雇用機会の創造、貧困の撲滅を非常に重視している。各国も最大限の努力をすべきだ」と語った。その上で、米国やオーストラリア、日本が参加しているTPP交渉について「TPPの発展を注視しており、加入には前向きな態度で臨みたい」と話した。（翻訳・編集/AA）