Record China 2020年12月27日(日) 20時20分
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英シンクタンクの経済ビジネス・リサーチ・センター(CEBR)はこのほど、「中国は予想より5年早い2028年に米国を抜いて世界最大の経済大国になる可能性がある」との見方を示している。写真はワシントン。
英シンクタンクの経済ビジネス・リサーチ・センター(CEBR)はこのほど発表した報告書で、「新型コロナウイルスのパンデミックからの米中両国の回復が対照的であるため、中国は予想より5年早い2028年に米国を抜いて世界最大の経済大国になる可能性がある」との見方を示している。
仏RFIの中国語版サイトが26日、ロイター通信の同日付報道として伝えたもので、それによると、CEBRは同日発表の年次報告書で、「しばらくの間、世界経済の最重要テーマの一つは、米中間の経済とソフトパワーをめぐる競争だ」とした上で、「新型コロナのパンデミックとその経済への影響は確かに、この競争において中国を有利にさせている」と指摘している。
報告書は、中国の年平均成長率の見通しについて「21年から25年にかけては5.7%、26年から30年にかけては4.5%」とした一方で、米国については「21年にパンデミック後の強い反発を示す可能性があるが、22年から24年にかけては1.9%に減速し、その後はさらに1.6%に減速する」としている。(翻訳・編集/柳川)
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