米国で猛威をふるう豚流行性下痢ウイルス=感染源は中国か―米メディア

Record China    2014年4月12日(土) 16時15分

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8日、米国で豚流行性下痢ウイルスが拡大し、1年に満たない期間の内に100万頭単位の子豚が死亡した。感染拡大を防ぐ方法はいまだ不明のため、豚肉価格が10%以上上昇している。写真は中国のブタ。

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2014年4月8日、AP通信によると、米国で豚流行性下痢ウイルスが拡大し、1年に満たない期間の内に100万頭単位の子豚が死亡した。感染拡大を防ぐ方法はいまだ不明のため、豚肉価格が10%以上上昇している。参考消息が伝えた。

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昨年5月、豚流行性下痢ウイルスの感染が確認されて以降、27の州で600万頭余りの子豚が死亡しているとのデータがある。米国農務省によると、この感染症によって米国の豚は少なくとも3%減少している。

科学者からは、豚流行性下痢ウイルスのような動物で発症し人間に感染しないタイプのウイルスは中国から来たものだという指摘がある。1980年代に中国で多発し、ここ数年で危険性の高い変種が出現したものだという。かつては欧州でも同種の感染症が流行した。だが、ウイルスがどのようにして米国に入ってきたのかははっきりしておらず、米国政府は感染が拡大した経路について調査を進めている。

豚流行性下痢ウイルスは脱水症状を引き起こすため、感染した豚には絶えずミルクを与え、体を洗ってやるという方法が取られている。だが、生まれて間もない子豚に対しては、安楽死の方法しかない。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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