機械の模倣品大国、1位は中国、2位は意外にもあの技術大国―中国紙

Record China    2014年4月11日(金) 3時30分

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7日、最新の統計で、ドイツが模倣品を製造している国2位にランクインしたことが明らかとなった。資料写真。

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2014年4月7日、ドイツ紙ディ・ヴェルトによると、模倣品を製造している国に関する最新の調査で、ドイツが中国に次いで2位だったことが明らかとなった。10日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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ドイツ機械設備製造業連合会は世界最大の国際産業技術見本市ハノーバー・メッセ開催期間中にこの最新の統計を発表。調査に協力した企業340社のうち、70%以上が中国を機械製品模倣の発祥地とみなしていると回答したが、驚くべきことに、次いで2位だったのはなんとドイツ。約4分の1の企業がドイツを模倣品の故郷だと考えていることが分かった。続いて3位にはトルコ、4位にはインドがランクイン。特に新興工業経済地域ではこの模倣が重要な役割を果たしている。

模倣の程度も、以前はユーザーマニュアルや写真、目次などの軽いものだったが、今では部品から機械全体の模倣までみられる。よく模倣されるものには木材加工設備、紡織機械、農業設備、ポンプ製品、包装機械などがある。中国はローエンド製品、ドイツはハイテク製品を模倣するケースが多い。ドイツでは模倣による損失が13年に約79億ユーロ(約1兆1000億円)に達しており、多くの企業が頭を悩ませている。(翻訳・編集/藤)

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