フィリピンとベトナムが急接近、中国包囲網で連携強化―海外メディア

Record China    2014年4月14日(月) 6時21分

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10日、中国の脅威に対抗するため、かつて対立していたフィリピンとベトナムが急接近している。写真はパラセル諸島に建てられた中国の主権を示す石碑。

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2014年4月10日、ロイターによると、南シナ海における中国の脅威に対抗するため、かつて対立していたフィリピンとベトナムが急接近している。11日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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フィリピン海軍は今年6月、約40年前にベトナムに奪われた南シナ海に浮かぶ南子島に向かい、ベトナム海軍兵と交流する。領有権の主張を強める中国に対抗するため、連携強化を進める両国の姿勢を象徴するものだ。

新たなパートナーシップを結ぶ動きがアジア全域で広がっていると専門家。中国からの脅威に加え、米国の関与があてにできないという認識が東南アジアや日本に広がっていることが背景にある。

新たなネットワークには、日本とインド、フィリピンとベトナムなどが挙げられ、ベトナムはインドやロシアにも接近している。フィリピンとベトナムはともに中国の領有権主張に激しく反発しており、連携強化は明らかだ。また、両国はマレーシアとの連携も深めようとしている。フィリピン、ベトナム、マレーシアの3カ国が一体化することで、中国への対抗力がより強くなるのが狙いだ。(翻訳・編集/本郷)

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