手足口病が大流行、当局は予防法を発表―北京市

Record China    2007年6月7日(木) 13時58分

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2007年6月6日、北京市衛生局は、今年5月20日以来北京市で手足口病が大流行していると警告し、予防方法・感染後の措置などを発表した。手足口病は発疹性口腔炎ともよばれ、手・足・口に水疱が出来る病気。

2007年6月6日、北京市衛生局は今年5月20日以来、北京市で手足口病が流行していると警告し、予防方法・感染後の対処法などを発表した。

現在、手足口病は北京市の学校・託児施設を中心に猛威を振るっている。市の疾病コントロールセンターは、両親に対し、子供の体温、口や手に水疱が出ていないかなどを午前・午後と定期的に確認するようよびかけた。もし感染した場合はただちに他の子供から隔離し、消毒するようにとのこと。***

専門家は、室内の換気を十分にすること、食事前の手洗いを徹底すること、子供が冷たい物を食べ過ぎないよう注意すること、生水・傷んだ食品を取らないこと、なるべく人混みに子供をつれていかないことなどを対策として挙げている。

手足口病は発疹性口腔炎ともよばれ、口・手・足に水疱が出来る病気。感染者はほぼ乳幼児・小児に限られる。多くの場合は1週間ほどで自然治癒するが、時に合併症などを起こし、死にいたるケースもある。

今年春、山東省で手足口病が大流行したが、政府は市民のパニックを恐れたためか、情報を明示しなかった。そのため「奇病が流行」「数十人が死亡」などとのデマが流れる事態となった。(翻訳・編集/KT)

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