盗用疑惑で大混乱!中国版「陰陽師」上映中止の動き、続編も無期限延期か

Record China    2021年1月6日(水) 7時50分

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日本の人気小説「陰陽師」を実写化した映画「晴雅集」が盗作疑惑によって上映中止に向けて動き始めたことが明らかに。後編となる「瀧夜曲」の公開も無期限延期になる可能性が高いと見られている。

日本の人気小説「陰陽師」を実写化した映画「晴雅集」が盗作疑惑によって上映中止に向けて動き始めたことが明らかに。後編となる「瀧夜曲」の公開も無期限延期になる可能性が高いと見られている。

中国の作家で映画監督、グオ・ジンミン(郭敬明)がメガホンを執った「晴雅集」は中国で12月25日に封切られたが、公開直後から盗作の疑いが浮上。2016年公開の米マーベル映画「ドクター・ストレンジ」に酷似したシーンがあると話題になっていた。さらにこのほど、グオ・ジンミンが過去の小説盗用疑惑で裁判所から賠償命令が下り、当時盗用を訴えた小説家の荘羽(ジュアン・ユー)氏に初めて謝罪したことで、世間から批判の声がさらに大きくなっている。

2月5日からNetflixでも配信予定の「晴雅集」(「陰陽師: とこしえの夢」)だが、1月4日には「猫眼」や「淘票」といった大手チケット販売サイトが一斉に「晴雅集」の販売を中止。同日夜には、上映が全面中止される見込みだと網易(Net Ease)などのニュースメディアが相次いで報じている。

公開から約10日で姿を消すことになった「晴雅集」は、このほど興行収入が4億元(約64億円)を突破したばかり。製作費は3億元(約48億円)とも報じられているが、製作コストの回収は難しいとみられ、大きな痛手を被ることになった。また、すでに完成している後編の「瀧夜曲」も公開は無期限延期になる可能性が高いとみられている。(Mathilda

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