「もう産まれそう!」ピンチの妊婦を救った韓国市民の行動に称賛の声

Record China    2021年1月7日(木) 1時0分

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5日、韓国・ソウル新聞は「『妊婦が乗っています』道路上の温かい行動」と題し、市民たちの心温まるエピソードを伝えた。資料写真。

2021年1月5日、韓国・ソウル新聞は「『妊婦が乗っています』道路上の温かい行動」と題し、市民たちの心温まるエピソードを伝えた。

仁川地方警察庁によると、昨年12月23日午後5時50分ごろ、仁川南東警察署近くで勤務していた警察官2人の前に、突然乗用車1台が止まった。車に乗っていたのは妊婦の女性で、「子どもがもうすぐ産まれそうだが、渋滞に巻き込まれている。病院に搬送してほしい」と助けを求めてきたという。

警察官2人は直ちに陣痛を訴える女性をパトカーに乗せ、約9キロ離れた産婦人科に向かった。ラッシュアワー時には1時間ほどかかってしまう距離だったが、サイレンの音と「妊婦が乗っています」という呼び掛けを聞いたドライバーらの協力により、わずか13分で病院に到着できたという。

その後、無事に出産した女性は「警察官のおかげでかわいい娘を出産することができた」と感謝のメッセージを伝えたという。

これを受け、韓国のネット上では「この世界はまだ温かい」「世知辛い世の中だけど、こういう温かいニュースは胸を震わせる」「こういった記事は大歓迎」「政治家より国民がよっぽど素晴らしい」など称賛の声が上がっている。

その他、女性に対し「ご出産おめでとうございます」「どうか母子共に健康でいてください」といったお祝いメッセージや、警察官や市民らに対し「ありがとうございます」と感謝の声も相次いでいる。(翻訳・編集/松村)

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