Record China 2014年4月16日(水) 20時0分
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15日、中国大手ポータルサイト・網易は、「中国人はどのような方法で米国のグリーンカード(永住権)を取得しているのか」と題する記事を掲載した。写真は中国移民が多く住むニューヨーク市クイーンズ区のフラッシング。
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2014年4月15日、中国大手ポータルサイト・網易は、「中国人はどのような方法で米国のグリーンカード(永住権)を取得しているのか」と題する記事を掲載した。以下はその概要。
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2014年、米国のH−1Bビザ(非移民就労ビザ)の定員は8万5000人だったが、申込者の数は17万人に上り、結局抽選となった。H−1Bビザの申込者の多くが中国人留学生だ。なぜこれほど多くの人が申し込むのかといえば、外国人留学生が米国のグリーンカード(永住権)を取得するのに最も有効な方法だからだ。近年、米国のグリーンカードを取得しようとする中国人がますます増えている。彼らはどのような方法で目的を達成しているのだろうか。
1.最も簡単なのは、米国人との結婚だ。この方法には賛否両論ある。グリーンカードのために結婚したり、偽装結婚が行われたりしているからだ。結婚詐欺の被害に遭う人も少なくない。何はともあれ、これが最も早くグリーンカードを入手できる方法だ。特に女性はこれといった学力や特技がなくても、米国人の夫候補さえいれば問題ない。
2.留学生がグリーンカードを取得したければ、結婚よりも若干難度が上がる。しかし、米国は優秀な人材を確保するために、留学生に道を設けている。これは、雇い主を見つけてH−1Bビザを申請することである。H−1Bビザがあれば、グリーンカードを申請することが可能だ。
3.傑出した人材や国家の利益になるとみなされた人物は申請が免除される。この種のグリーンカードは取得が非常に難しいが、多くの中国人が取得しているのも事実だ。中国の芸能人などはこの方法で取得している。
4.多国籍企業に社長として招かれること。これはわれわれがよく言うところのL−1ビザ(駐在員ビザ)だ。この種のビザは真に実力がある人に適している。引き受けた会社の業績が良くなり、要求を達成すれば、移民を申請できる。
5.投資移民になる。ここで言う投資はふつう100万ドル(約1億円)である。このほか、新会社を設立するか、会社を買収し、10人以上の合法的な労働者を雇わなければならない。しかし、投資移民はよく移民機関にゆすられることがあるので慎重になる必要がある。
6.親族移民になる。これは、1人が移民してから、一家で移民し、グリーンカードを取得する方法だ。もちろん、この種の方法では申請に8〜10年待つこともある。
7.政治的なつてを利用してグリーンカードを取得する方法。これは、過去に一部の人たちが簡単に取得できる方法だったが、最近は移民局が不正を相次いで発見しているため、審査が厳しくなっている。
8.米国で出産する。この方法は中国のママたちがよく行う方法だ。米国の街では毎日のように中国から来た妊婦を見かける。米国で子どもを生めば、生まれた子どもは米国人になることができるからだ。子どもが21歳に達すれば、家族もグリーンカードを申請できる。しかし、“移民法”に違反したとみなされれば、米国政府は申請を棄却できる。(翻訳・編集/北田)
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