米国連大使の訪台は「深刻な挑発」、中国外交部はどう反応したか―中国メディア

Record China    2021年1月9日(土) 9時20分

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中国メディアの環球網は8日、米国連代表部が7日発表したクラフト国連大使の台湾訪問をめぐり、「深刻な挑発だ」として中国外交部報道官のコメントを伝えた。写真は台湾台北市。

中国メディアの環球網は8日、米国連代表部が7日発表したクラフト国連大使の台湾訪問をめぐり、「深刻な挑発だ」として中国外交部報道官のコメントを伝えた。

発表によると、クラフト国連大使は今月13~15日に台湾を訪問する。記事は「外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官が7日の定例記者会見でこの問題についてすでに回答している」と述べ、同報道官が「中国は世界にただ一つであり、台湾は中国の分割することのできない領土の一部分だ。中華人民共和国政府が中国を代表する唯一の合法政府であり、これは国際社会公認の事実だ。米側は中米の『外交関係樹立に関する共同コミュニケ』でこれについて明確に承諾している。中国側は米国と台湾のいかなる形式の公的往来にも断固反対しており、この立場は一貫して明確だ」と強調したことを紹介した。

また、米国のポンペオ国務長官がクラフト国連大使の訪台を予告したことについて、華報道官が「このところ、トランプ政権の少数の反中政治家は絶えず『最後の狂気』を演じている。手段を選ばず、残りの任期を利用して中米関係を故意に破壊し、個人の政治的私利に奉仕している。このような手口は歴史の流れに逆行し、両国人民の友好、民意に背くものだ。必ず歴史の懲罰を受けるだろう」と指摘し、「米側が中国の内政に干渉し、中国側の利益に損害を与え、中米関係を破壊する言行を直ちにやめるよう促す。中国側は一切の必要な措置を講じて自らの主権、安全利益を断固守る。米側はその誤った行為のために重い代価を払うことになるはずだ」と表明したことを伝えた。(翻訳・編集/野谷

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