尖閣上陸の香港活動家、流産の妻会いに本土入りし拘束=「家族の見舞いは基本的な人権」と主張―仏メディア

Record China    2014年4月16日(水) 14時59分

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15日、RFIの報道によると、本土への出入りを禁止されている香港の社会活動家・楊匡氏は、中国本土にいる妻に会うため中国本土に踏み入れ当局に3カ月半の拘束を科せられており、現在は裁判所の判決を待っている。

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2014年4月15日、ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版サイトの報道によると、本土への出入りを禁止されている香港の社会活動家・楊匡(ヤン・クアン)氏は、中国本土にいる妻に会うため中国本土に踏み入れ当局に3カ月半の拘束を科せられており、現在は裁判所の判決を待っている。

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楊匡氏は、2013年に中国初のノーベル平和賞受賞者で現在服役中の劉暁波(リウ・シアオボー)氏の妻劉霞(リウ・シア)に取材し、本土への出入りを5年間禁止された。楊氏は尖閣諸島の主権保護活動も行っており、2012年8月には魚釣島に上陸したとして日本当局に拘束され、強制送還されている。

中国当局によると、同氏は2013年3月〜12月までの期間で他人の証明書や自身で船を操縦などして4度に渡り、中国本土へ出入りしていた。同氏は2013年12月に流産した妻に会うため中国本土を訪れたが、当局に身柄を拘束された。揚氏は今月14日に深センの裁判所で「家族を見舞うことは誰しもが持つ基本的な人権だ」と主張している。

裁判所は後日判決を言い渡すとしており、彼を弁護する弁護士は「楊氏は香港人で、中国本土に立ち入ることは不法入国行為に当たらない」とするが、「軽い判決になる可能性は低い」と楽観的には見ていない。被告側の弁護士によると、一般的に不法入国は最高で1年の懲役が科せられるが、入国後犯罪行為がなければ、通常は2〜3カ月の懲役が言い渡される。(翻訳・編集/内山)

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