Record China 2021年1月12日(火) 8時20分
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外交・安全保障問題専門の英字メディア、ディプロマットは6日、「中国で3隻目となる空母が完成間近で、4隻目の空母の建造も開始されると伝えられる中、上海にある造船所の拡張が開始された」と報じている。
中国・環球時報(電子版)によると、アジア太平洋の外交・安全保障問題専門のオンライン英字メディア、ディプロマットは6日、「中国で3隻目となる空母が完成間近で、4隻目の空母の建造も開始されると伝えられる中、上海にある造船所の拡張が開始された」と報じている。
ディプロマットの記事は「(香港メディアの)サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、上海の江南造船所で3年計画の拡張工事が開始された。それには、新しい船の設計・研究センター、追加のワークショップ、製造施設、埠頭、他の造船インフラが含まれるという。新しい造船所のいくつかの施設は、商用船の作業もサポートするものの、多くは中国海軍の空母建造プログラムに焦点を合わせているようだ」とした。
中国海軍の3隻目と4隻目となる空母については、中国最初の空母で、旧ソ連で設計されたアドミラル・クズネツォフ級空母の未完成の艦体をウクライナから購入して改修した001型「遼寧」と、その改良型である「山東」とは異なる002型と呼ばれる全く新しい設計だという。002型は「遼寧や山東よりもはるかに大きく、それらとは異なり艦載機を効率的に射出する最新装置の電磁式カタパルトを搭載するとみられる」などと紹介した。
そして、「サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、002型の1隻目の組み立ては今年の前半に完了し、2隻目の建造は初期段階にある」とした一方で、「組み立てが完了しても、全ての装置の搭載と試験航海には1年以上かかり、新設計と新技術を採用しているため乗組員の訓練と認証にもさらに時間が必要で、002型の運用は次の10年の半ばごろになる可能性がある」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)
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