2014年4月15日、韓国・東亜日報の報道によると、韓国大統領府・青瓦台は同国の出版協会が3月に行った、大統領が子どもたちに本を朗読する読書推進活動の提案に対し、「現在前向きに検討している」と回答した。環球時報（電子版）が伝えた。

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報道によると、韓国成人の読書率は68．8％で、1994年から18％下降している。同データからは韓国人10人のうち3人が年間に1冊も本を読んでいないことが分かる。そのため現状を憂慮した韓国出版協会は3月に読書推進活動の提案を青瓦台に行った。

海外では国の指導者が子どもたちに本を読み聞かせる場面を目にすることがあり、オバマ大統領も2011年10月にテキサス州の小学校で子どもたちに絵本を読み聞かせ、好感度が上昇した。韓国で同様の活動は前例がないが、青瓦台は「関連の活動を行うことは決定し、朴槿恵（パク・クネ）大統領が小学校へ訪問し子どもたちに本を朗読することに関しては前向きに検討している。安全面を考慮し具体的な活動内容は当日に公表する」と述べている。（翻訳・編集/内山）