人民網日本語版 2021年1月11日(月) 19時0分
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在米中国大使館の公式ツイッターのツイートがツイッターにより削除された。写真は新疆。
在米中国大使館の公式ツイッターは先ごろ、中国の学者の報告書を引用する形で、「研究によると、新疆維吾爾(ウイグル)自治区の女性たちは子供を産む機械ではなくなり、より自信にあふれ、自立し、自分の意思で子供を産むかどうかを決められるようになった」とツイートした。しかしこのツイートはその後、ツイッターにより削除された。ツイッターの報道官は、「ツイートされた内容が『人間性を喪失している』ものだから」としている。これについて、報告書の作者で新疆発展研究センター特約研究員の李暁霞(リー・シャオシア)氏は、「ツイッター側の理由は非常に滑稽だ。これはまさに米や西側の言うところの言論の自由がどれほど偽りであるかを物語っている」と述べた。
ドイツの反中学者であるエイドリアン・ゼンツ氏が先ごろ、いわゆる「研究報告」を取りまとめ、「新疆の自然人口増加が急激に低下している」と述べ、新疆に「強制不妊手術」問題が存在すると中傷した件に関し、新疆発展研究センターは7日、「新疆地区の人口変動状況分析報告」を発表した。同報告書の作者である李氏は、「ゼンツ氏の報告書は一部のデータを偏った形で引用し、他に企むところがあって個別ケースのみを報告したもので、科学的な研究方法と学術規範にそぐわないだけでなく、新疆の本当の状況にも即していない」とした。李氏は報告書で、「新疆における過激主義撲滅の過程で、宗教上の過激思想は効果的に抑制され、一部の女性の思想も解放された。男女平等の観念や健全な生殖に関する科学的な意識が大幅に向上し、過激主義によって子供を産む道具にさせられる苦痛から逃れ、心身ともに健康で、自信にあふれ、自立し、国と家を愛する新時代の女性になろうとしている」と指摘した。
これを受け、在米中国大使館の公式ツイッターは8日、「中国の新疆ガバナンス政策によって、現地のウイグル族やその他のムスリム少数民族の女性たちの思想は解放され、男女平等も進んでいる」とツイート。しかしこのツイートは「東トルキスタン」など反中勢力から攻撃されることとなり、彼らはツイッターに削除を要求した。9日、このツイートはツイッター側によって削除された。ツイッターの報道官は、「さらなる審査により、このツイートの内容は『人間性を奪う』もので、規則に反していると見なされたため、ツイッターを削除した」と説明。「環球時報」は10日、この件についてツイッター側に問い合わせたが、出稿の時点で回答を得られていない。
10日、報告書の作者で新疆発展研究センター特約研究員の李暁霞氏は「環球時報」に対し、「1990年代初めから新疆の人口問題に注目している。報告書は自身の長年にわたる研究と実地調査をベースにしており、大量の事実とデータの支えがある」と述べた。
ツイッター側がツイートを削除した理由を「内容が人間性を喪失しており、規則に反しているから」としている点について李氏は、「これは明らかに黒を白と言いくるめるようなもの。米国や西側の反中勢力が抜け穴だらけのデマをでっちあげ、女性を迫害する過激主義を助勢するのが『人間性を喪失している』ものでなく、新疆の女性たちが過激主義によって子供を産む道具にさせられる苦痛から逃れ、心身ともに健康で、自信にあふれ、自立し、国と家を愛する新時代の女性となることが『人間性を喪失している』ことになってしまうとは、非常に滑稽だ」とした。
李氏はさらに、「今回の件はまさに米国や西側の言うところの言論の自由がどれほど偽りであるかを物語っている。彼らの言う言論の自由とは、その政治目的に奉仕するということにすぎない。真相は変わらないと固く信じている。今後も関連研究を続け、事実で新疆に対する中傷に反撃していく」とした。(提供/人民網日本語版・編集/AK)
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