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13日、中国の有名ユーチューバーがキムチを中国料理と紹介する動画が物議を醸す中、今度は中国の張軍・国連大使がSNSに掲載した写真が韓国のネット上で波紋を呼んでいる。写真は張軍大使のツイッター。
2021年1月13日、中国の有名ユーチューバーがキムチを中国料理と紹介する動画が物議を醸す中、今度は中国の張軍・国連大使がSNSに掲載した写真が韓国のネット上で波紋を呼んでいる。
韓国・中央日報によると、張軍大使は3日、ツイッターに「冬の生活も多彩で楽しくなる。その方法の一つが自分で漬けたキムチを食べること」と投稿した。また「そんなに難しいことではない」「友人たちもとてもおいしいと言ってくれた」などとも書き込んだ。投稿には張軍大使がエプロン姿でキムチを手に持つ写真も添えられていたという。
張軍大使のツイッターはこれまで、主に中国の外交的成果などを広報する窓口として使われていた。そのためこの投稿は韓国のネット上でも大きな注目を集めており、「キムチ専用冷蔵庫もない国が何を言っているのか」「一般人はともかく、大使まで?」「国家的に他国の遺産を盗もうとするなんて。国際的な恥さらしだ」「韓国政府は抗議するべき。いつまで低姿勢を貫くつもり?」「安いからと中国産のキムチを使う韓国の飲食店も反省してほしい。少し高くても韓国産を使わないと!」など抗議や批判の声が続出している。
中国がキムチをめぐり物議を醸すのは今回が初めてではない。今月9日には、1400万人のチャンネル登録者数を誇る李子柒(リー・ズーチー)さんがキムチを漬ける動画に「中国料理」「中国の食べ物」というハッシュタグを付け投稿した。これに韓国のネットユーザーからは「キムチは韓国のもの」「中国人が韓国の食べ物をPRしている」など反論が続出したが、動画は修正されていない。
中国メディア・環球時報も昨年11月、四川省の塩漬け野菜・泡菜(パオツァイ)が国際標準化機構(ISO)で認可を受けたとし、「キムチ宗主国の韓国は屈辱を味わった」と報じた。これに対し韓国政府は「キムチの食品規格は2001年に国際連合食糧農業機関(FAO)の国際食品規格員会で国際標準となった」と反論している。(翻訳・編集/堂本)
Winter life can also be colorful and enjoyable. One option is to try some homemade kimchi by yourself. Not too difficult. My colleagues said it's super tasty. pic.twitter.com/I7suR4jClt
— Zhang Jun (@ChinaAmbUN) January 3, 2021
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