<韓国船沈没>避難指示のミスにより、乗客の生存のチャンスが奪われた可能性―中国メディア

Record China    2014年4月17日(木) 12時37分

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17日、環球時報によると、専門家は16日朝に発生した乗員乗客460人余りを乗せた韓国船「セウォル号」が沈没した事故で、乗組員が出した誤った指示により、乗客の生存のチャンスが奪われた可能性があるとした。

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2014年4月17日、環球時報によると、専門家は16日朝に発生した乗員乗客460人余りを乗せた韓国船「セウォル号」が沈没した事故で、乗組員が出した誤った指示により、乗客の生存のチャンスが奪われた可能性があるとした。

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「セウォル号」は16日午前9時に沈み始め、正午ごろに沈没した。一方、救助隊は午前9時30分には現場に到着していた。なぜこれほど多くの不明者が出たのか。57歳の乗客の男性は聯合ニュースの取材に、「放送で座席にとどまるようにとの指示があった。しかし、海水が迫っていたので待っていられずに、外に出て救命胴衣を着た」と話している。

中国海洋発展研究センターの郁志栄(ユー・ジーロン)研究員は、「韓国の救助隊のレベルは低くはない。その上、事故当時は天気も良好で、水温も高く、救助に有利な条件が整っていた。これまでの報道から分析すると、事故は船上の避難指示のミスが招いたものだと言える」と指摘する。

同氏は、「乗客には待機するようにとの指示があった。船体が傾き、海水が流れ込み、出口に人が殺到した。経験に乏しい学生が多かったこともあり、外に出られなかったのだろう。避難を指揮した人物は、沈没までの時間の判断を誤った可能性がある」と分析している。(翻訳・編集/北田

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