Record China 2014年4月17日(木) 15時47分
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17日、北京市の汚染原因の約7割が現地によるもので、PM2.5の最大の原因は自動車の排気ガスだということが明らかとなった。写真は北京の交通渋滞。
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2014年4月17日、中国広播網によると、北京市は16日に最新の科学研究結果を発表、北京市の汚染原因の約7割が現地によるもので、PM2.5の最大の原因は自動車の排気ガスだということが明らかとなった。
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北京市環境保護局は長期にわたり、粒子状物質の観測や研究、その原因究明を進めている。今回の研究では北京市の汚染原因の64〜72%が現地によるものと確定、外部からの汚染よりも大きいことが判明した。現地による汚染のうち、自動車、石炭、工業生産、土ほこりの4つが主要原因となっている。北京市環境保護観測センターの張大偉(ジャン・ダーウェイ)主任は「現地が原因のものでは、自動車が占める割合が31.1%と最大。自動車は本体から直接PM2.5やPM2.5を生成する揮発性有機化合物、窒素酸化物を排出している」と説明した。
張主任は、自動車をPM2.5の最大原因とする判断は社会全体で大きな論争になるとし、自動車の大気への影響は総合的なもので、粒子状物質が直接排出されるだけでなく、大気中での化学反応により二次的に粒子状物質を生成する間接的な排出もあると強調した。自動車の排気ガスは大気中の酸化性物質を増やす重要な「触媒」役となっており、道路上の土ほこりにも「ミキサー」的働きをしているという。北京市環境保護局環境観測所の劉賢●(リウ・シエンシュウ、●は女偏に朱)所長は、「地方の汚染が28〜36%を占めているという結果が出たが、専門家によってはこれより高いと分析する人もいる。しかし、われわれ北京市はまずやるべきことに尽力する」と話している。(翻訳・編集/藤)
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